和食や和風レストランの定義付けについて

今すぐお店に行きたくなるレストランの話
元来、日本でなじみ深い食材を使用して、わが国の風土、国土の中で独自に発達を遂げてきた伝統的な日本料理を提供するのが、和食のレストランであると言うべきかも知れません。
しかしながら、国際化の進行している昨今の社会情勢の中では、和食や洋食、中華料理などといった、国籍、地域によってメニューを分類するのが難しいケースは少なからず見受けられます。
最近では、「和洋折衷」などといった言葉がもてはやされていることからも察しがつくように、和食と洋食など、異なる食文化に於ける料理同士を組み合わせた料理法、及びそうした方法によって作り出された料理なども数多く存在します。
例えば、パスタのソースとして、たらこや明太子などを使用したり、ハンバーグ、ステーキのソース、サラダのドレッシングに醤油、大根おろしを使ったりすることはめずらしくありません。
また、和風スパゲッティやサラダうどんなどは、その種の料理の典型的な例として挙げられるでしょう。
また、カレーライスや焼きそば、ラーメンなどは、海外諸国から伝来したという経緯があるものの、わが国で調理方法が変更されたり、独自のアレンジを加えられたりすることによって、日本独特の料理として認識されることが多いようです。
そして、ハッシュドビーフアンドライスとハヤシライス、豚肉の生姜焼きとポークジンジャーなどは、使われている素材や調理方法からは、国籍などを判断することが難しい上、和食としても、洋食としても取り扱われるケースのあるメニューになります。
その他に、カリフォルニアロールは、日本の寿司職人が、タラバガニの脚身とアボガドをマヨネーズで和えた巻きずしを考案し、アメリカ合衆国で出回った後、わが国へ逆輸入されたものになります。
それに、国外の食材、調理方法を応用して、日本独自の料理として考案されたトルコライスやオムライス、日本風チキンライスなどもあります。
それらのまぎらわしい料理がバリエーション豊かに、数多く提供される中で、和食や、和風レストランの定義付けをすることは難しくなってきているそうです。
ただし、そうした状況の中でも、わが国に古来より伝わる日本料理を提供することにこだわっている店舗も、存在するそうです。
その種の店舗では、米をはじめとした穀類、野菜、魚を中心とした、寿司や刺身、天ぷら、蕎麦など、典型的な和風のメニューが提供され、特定のニーズを有する消費者に好まれているようです。

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